- 建売を検討しているけど、どんな間取りが良いかよくわからない。
- 後悔しない間取りが良い。
- 誰かに聞きたいけど気軽に教えてくれる相手がいない。
こういった悩みを解決します♪
本記事を最後まで読めば、初心者でも間取りで後悔しなくなります。
建売ハウスメーカー営業マンとして8年間勤務してきて、たくさんのお客様の声を直接聞いてきました。今まで詰め込んだノウハウをこの記事を読んでくれる方の為に、ぎゅっと凝縮して解説していきます。
理想の建売を購入して、使いやすくて快適な間取りで暮らしましょう♪
後悔しない建売住宅の探し方を知りたい方は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方をご覧ください♪
建売のメリット3選を解説します
ここでは建売のメリットを3つに厳選して解説します。建売のメリットは以下の通り。
- 価格が安い
- 土地と建物がセット
- 完成したものを買える
それぞれ具体的に解説していきます。
建売のメリット1.価格が安い
建売のメリットは注文住宅に比べて金額が安いことです。注文住宅は建物だけで2000万円を超えるような商品もあります。
しかし建売の場合は土地と建物がセットで2000万円。このような商品も多いです。
建売のメリット2.土地と建物がセット
建物は土地と建物がセットで販売しています。そのため契約などの手続きが一度で済みます。
注文住宅の場合、土地の契約と建物の契約は別々になってしまうので手間が多くなります。
建売のメリット3.完成したものを買える
建売のメリットは完成したものを買えることです。注文住宅はこれから建築が始まるので、モデルルームしか見ることができません。
建売の場合は実際に住む家を見ることができるので、日当たり、周辺環境などの確認ができます。
建売についてもっと詳しく知りたい人は、建売とは?建売メーカー営業マンがわかりやすく解説しますの記事を参考にしてください。
建売のデメリット3選を解説します
ここでは建売のデメリットを3つに厳選して解説します。建売のデメリットは以下の通り。
- 設備が最低限
- 「建売なんて」という偏見
- 好みの間取りにできない
それぞれ具体的に解説していきます。
建売のデメリット1.設備が最低限
建売住宅は大量生産によりコストを抑える為、設備や仕様は必要最低限のものになります。
こだわりが強い人、高級な仕様が好きな人にとっては物足りないものとなってしまいます。
建売のデメリット2.「建売なんて」という偏見
世の中には、「建売なんて考えられない!自分達で注文住宅で建てるのが普通でしょ?」このような考えの人が一定数います。
昔に比べて建売の品質は上がってきていますので、そこまで偏見を持つ必要はありません♪
建売のデメリット3.好みの間取りにできない
建売は決められた間取りや設備のものを購入するため、変更ができません。好みの間取りにできないことはデメリットとなります。
建売が安い理由3選を解説します
ここでは建売が安い理由を厳選して3つ解説します。建売が安い理由は以下の通り。
- 大量生産
- 同仕様でコスト削減
- 徹底的なコストカット
それぞれ具体的に解説していきます。
建売が安い理由1.大量生産
建売は大量生産をすることにより、費用を安く抑えています。特注の商品が高いように、企画が決まっているものを大量に作るのは安くできるということです。
建売が安い理由2.同仕様でコスト削減
同じような仕様にすることにより、コストを削減できます。全く違うものを生産するより、ある程度のテンプレートから生産する方がコストがかからないからです。
建売は同仕様の物件をいくつも生産することにより、コスト削減をしています。
建売が安い理由3.徹底的なコストカット
建売が安い原因は徹底的なコストカットによります。コストカットは建築部材から業者への発注まで。基本的に決められた単価以上の金額では業者へ発注が出来ません。
例えばブロックは1つにつき〇〇円。このように単価が決められています。(中には建売メーカーの単価では工事してくれない業者がいるとかいないとか…。)
建売で後悔する間取り8選
ここでは建売で後悔する間取り8選を解説したいと思います。建売で後悔する間取り8選は以下の通り。
- 企画化された間取り
- 使いにくい設備
- 日当たりが悪い
- 部屋が狭い
- 収納が少ない
- 立地が悪い
- 施工の質が低い
- コンセントの位置
それぞれ具体的に解説していきます。
建売で後悔する間取り1.企画化された間取り
建売の間取りは多くの場合、企画化された間取りで変わり映えがありません。「なんだか普通…」このように思われることも多いです。
注文住宅とは違い、万人受けするためにシンプルな間取りが特徴です。
建売で後悔する間取り2.使いにくい設備
建売の設備は使いにくいものが多いです。なぜならグレードが良いものを使っていないから。
注文住宅であればグレードが良い設備を使う人が多いですが、建売の場合は一般的な設備を使用するため、使いにくい場合が多いです。
建売で後悔する間取り3.日当たりが悪い
建売住宅の良いところは、立地が良い点です。リーズナブルな値段で良い場所に、そこそこの家があるのが建売のメリットです。
そんな建売の日当たりが悪いとなると、価格が安いことでしかメリットがない。ということです。
建売で後悔する間取り4.部屋が狭い
建売は注文に比べて部屋が狭い可能性があります。注文住宅の場合、ある程度好きな大きさの部屋を作ることができますが、建売の場合はそうはいきません。
こだわりの強い部屋が必ずしも需要が多いとは限らないからです。
建売で後悔する間取り5.収納が少ない
部屋が多くても、収納が少ない物件だと後悔する可能性が高いです。なぜなら物を置くと結局場所を取ってしまうから。
欲しい家に収納があるのかな?とキチンと確認することをオススメします。
建売で後悔する間取り6.立地が悪い
建売住宅は立地の良さがとても大切です。なぜなら大量生産により建築コストを抑えて、好立地での商品が出来上がるからです。
立地が悪いということは建売の強みを活かせてないことになります。
建売で後悔する間取り7.施工の質が低い
建売住宅は施工の質が「ピンキリ」です。なぜなら大工さんや業者がたくさんいるから。それに加えて、コストダウンの為に低単価で仕事をしてもらいます。加えて工期が厳しいです。
つまり施工の質の悪さは仕方がないということになります。
とはいっても、雨漏りするとか、欠陥工事というわけではありません。仕上がりが汚かったり、キズがついてしまったりといった、細かい部分にはなります。
建売で後悔する間取り8.コンセントの位置
建売住宅は決まった間取りのため、人によっては不便に感じるポイントがあります。
それはコンセントの位置。
お客様の中には、たくさんコンセントが必要な人や、希望の箇所にコンセントが欲しい人がいます。
とはいっても、オプション工事でコンセントは増設できるので安心して下さい。
建売で後悔しない間取り選びのコツ3選
建売で後悔しない間取り選びのコツ3選は以下の通りです。
- 人気の間取りを知る
- 後悔した間取りを知る
- 意外な間取りでも自分に合う可能性がある
私が8年間の実務経験を経て得たノウハウを3つに厳選してお伝えします。具体的なコツ、考え方、後悔しない方法を合わせて解説していきますので是非参考にしてください。
建売で後悔しない間取り選びのコツ1:人気の間取りを知る
建売で後悔しない間取りを選ぶためには、人気の間取りを知ることが大切です。
人気の間取りは以下の通りです。
- LDKが広い
- 全室南向き
- LDKが南向き
- キッチンに立った時子供部屋が見える
- 主寝室が8帖以上
- 収納が多い
人気の間取り1:LDKが広い
家にいるとき、どこにいる時間が最も長いでしょうか。寝てる時間を除けば、LDKにいる時間が最も長い人が多いです。LDKが広いと、生活スペースが広いので人気だいうわけですね。
そうはいっても、どのくらいの広さあれば良いかわからないわ。
LDKは16帖以上がおすすめです♪「ダイニングテーブル」「ソファ」を置いてもイイ感じになります。
人気の間取り2:全室南向き
南側に部屋が面していると、日当たりが良いです。暗いより暖かい方が良いですよね。
南向きだと、日が入るので暖かい、湿気が溜まりづらい、洗濯物が乾きやすいというメリットがあります。
日当たりはとても重要ですね♪
人気の間取り3:LDKが南向き
寝ている時間を除けば、LDKにいる時間が一番長いですよね。長くいる空間だからこそ、明るい方が良いです。
ほとんどの物件はLDKを南に持ってきていますが、中にはLDKが南にない物件があるので注意が必要です。キッチンも明るくて料理をする気分も上がります。
LDKが南向きな物件は人気です♪
人気の間取り4:キッチンに立った時子供部屋が見える
小さいお子様がいると、あまり目を離せないと思います。育児、家事ってとっても忙しいですよね。
そんな時、キッチンで料理をしながら子供部屋が見えたら取っても安心です。子供からしても、ママの顔が見えるので安心ですよね。
人気の間取り5:主寝室が8帖以上
1人部屋であれば6帖あれば充分ですが、夫婦で寝る場合、夫婦+子供で川の字で寝る場合は8帖以上は欲しいです。
8帖以上であれば、ダブルベッドを置いてもある程度のスペースがありますよ。
人気の間取り6:収納が多い
収納が多い物件は人気です。収納が無いと、子供のおもちゃ、掃除機等、生活感がにじみ出てしまいます。収納の中にしまえば、隠すことができるわけですね。
とはいっても、「どのくらい収納があれば良いかわからないよ」という人のために目安をお伝えします。
洗面所やトイレにも、少しでも収納スペースがあった方が便利です。
建売で後悔しない間取り選びのコツ2:後悔した間取りを知る
建売で後悔しない間取りを選ぶためには、後悔した間取りを知ることが大切です。
多くの人が後悔した間取りを知れば、それを避ける事で後悔する確率がグッと減らせます。
後悔した間取りは以下の通りです。
- コンセントの位置が使いづらい
- 収納が少ない
後悔した間取り1:コンセントの位置が使いづらい
コンセントが理想の位置に無い場合、線を引っ張ってこないといけません。線を引っ張ると見栄えが悪くなってしまうので、『もっと使いやすい位置にコンセントがあればいいのに』と後悔する方が多いです。
(※TVのコンセントの位置も同じで、TVを置きたい位置と離れてしまっていると、後悔してしまいます)
とはいっても、「何を気を付ければコンセントの位置で後悔しないの?」という人の為に、コツをお伝えします。
(※電気図には、コンセントの位置、スイッチの位置が記載されています。使いづらそうと感じるのであれば、変更の希望があることを早めに伝えましょう)
完成後の物件の場合は、2階建てであれば床下から配線をいじれるので、コンセントの増設、移動が可能のケースが多いです。費用は1か所3万円前後だと思いますので、どうしても気になる場合は変更してもらいましょう♪
後悔した間取り2:収納が少ない
収納が少ないと以下のデメリットがあります。
- 生活感がでる
- 部屋が散らかる
- タンスなどの「箱」が増える
生活感がでる
収納がないと、部屋のどこかに置くしかありません。つまり隠すことができないので、生活感が出てしまいます。
とはいっても、収納をあとからつけようと思っても工事が大変ですよね。そんなときは、壁付けできる収納や、戸棚を付ける事をおすすめします。空いている空間を有効活用すれば便利ですよ♪
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部屋が散らかる
収納が少ないと部屋が散らかります。モノを隠す場所が無いからですね。
モノを隠す場所が無いと、常にそこに何かがある状態が作られます。モノがあって当然なので、自然と部屋が散らかってしまいます。
きれいな場所にごみが落ちていれば拾いたくなります。汚い場所にごみが落ちていても拾いたくなりません。
ヒトは、一定の状態を保とうとするからです。
散らかしたくない人は、収納が少ない物件には注意しましょう♪
タンスなどの「箱」が増える
収納が少ないと、モノを隠すために箱を買ってしまいますよね。部屋を片付けたいのに、モノを買っているという矛盾が起きてしまいます。
なるべく収納が多い物件を購入して、モノを減らした方が、家をきれいに保つことができますよ♪
建売で後悔しない間取り選びのコツ3:意外な間取りでも自分に合う可能性があることを知る
建売で後悔しない間取りを選ぶためには、意外な間取りでも自分に合う可能性があることを知りましょう。
ここ10年くらい、『LDKと1部屋がつながっているのが主流』となってきていますが、違う間取りを探している人もいます。
例えば高齢者と同居している人は、LDKと1部屋が繋がっているとお互いに気を遣う為、離れていた方が便利ですよね。
このように一見、おや?と思う間取りであっても、住む人の家族構成や環境によっては満足する可能性があることを知っておきましょう。
とはいっても、「自分に合うかどうかなんて住んでみないと分からないよ」と思う人が多いと思います。
そんな人は、気になる物件の間取りをみて、朝起きてから夜寝るまでを具体的にイメージしてみて下さい。
- 6:30起床~この廊下をあるいてトイレに行く
- 6:31洗面所で顔を洗って歯を磨く
といったように、具体的にイメージすると、使いづらい間取りなのかが分かるようになります。実際に通る道(動線)を指でなぞってイメージしましょう。
鮮明にイメージして初めて、自分に合う間取りなのかどうかが分かりますよ♪
建売で後悔しない間取り選びのコツ3選のまとめ
建売で後悔しない間取り選びのコツ3選は以下の3つです。
- 人気の間取りを知る
- 後悔した間取りを知る
- 意外な間取りでも自分に合う可能性がある
上記のコツを3つ全て実践すれば理想の建売に出会う確率が高くなります。
皆さんの幸せを心から願っていますので、絶対にハッピーになってくださいね。
間取りの選び方だけでなく、
・後悔しない優先順位の付け方
・後悔しない予算の決め方
・欲しい物件が見つかりやすい資料請求
これらについて、損をするやり方をしていませんか?上記3つについて更に詳しく知りたい人は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方を参考にしてください。
後悔しない建売購入のチェックポイントについて知りたい人は、後悔しない為の建売住宅購入のチェックポイント7選を参考にしてください♪
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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