建売って安いイメージがあるけど、実際のところどうなの?
やっぱり注文住宅の方が良いの?
こういった疑問に答えます。
新築購入を検討する上で、建売住宅か注文住宅どちらを購入すればよいかわからないですよね。
家を買おうとすると、建売って実際どうなの?と疑問に思う方は多いです。
不動産歴8年、宅地建物取引士の私が、
それぞれのメリット、デメリットを解説したいと思います。
本記事の内容は以下の通りです。
- 建売とは土地建物セットのこと
- 建売と注文の違い
- 建売住宅のメリットデメリット
- 注文住宅のメリットデメリット
- 建売ってどうなの?と思ってる人から良く頂く質問に回答
- こんな人は建売がおすすめ
この記事を読めば、建売住宅の事はもちろん、注文住宅の事についても理解出来ます。
あなたにとって理想の家を購入して、幸せな生活を手に入れましょう。
建売とは?土地と建物がセットで売っている一戸建てのこと
建売はハウスメーカーが設計~建物完成まで施工します。
既に完成したお家を購入することができるのが特徴で、建物完成前にも購入することが可能です。
土地と建物をセットで購入するのが特徴です。
新築分譲とも呼ばれる事があり、分譲地では先に土地のみで販売をしているところもあります。
建売と注文住宅の違い
建売は土地と建物をセットで購入しますが、注文住宅は土地と建物を別々に購入します。
建売は大量生産で原価を抑えるためリーズナブルですが、注文住宅は比較的高額です。
一番の違いは設備などの仕様と金額です。
建売住宅 | 注文住宅 |
---|---|
・土地と建物をセットで購入 | ・土地と建物を別々に購入 |
・リーズナブルな価格 | ・高額 |
・一般的な設備 | ・良い設備と仕様 |
ゆとりある住宅ローン返済建売住宅は注文住宅に比べて安いため、住宅ローンの返済に余裕があります。
土地1,000万円、建物1,200万円の合計2,200万円の建売住宅
土地1,000万円、建物2,500万円の合計3,500万円の注文住宅
を購入した際の住宅ローンシュミレーションです。※ローン計算アプリより。分かりやすく諸費用無しにしています。
注文住宅の場合、月々の支払いが92,801円なのに対し、
建売住宅は月々の支払いが58,332円となっています。
その差はなんと34,469円です。建売住宅の方がゆとりがあるという事は一目瞭然ですね。
建売のメリット・デメリット
建売住宅にはどのようなメリット、デメリット、があるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
建売のメリット
- 金額が安い
- 子育て世代に最適
- 購入手続きが簡単でわかりやすい
- 間取りや仕様が決まっている為、負担が少ない
- 購入から引き渡しまでの期間が短い
- 着工前であれば変更可能
- 立地が良い
金額が安い
建売の一番のメリットは、注文住宅に比べて金額が安いことです。ハウスメーカーが大量生産、大量発注によりコストを抑えて部材を仕入れている為低コストが実現出来ています。
大量生産する事でノウハウが蓄積され、建売でも満足度の高い間取り、仕様が実現されています。
子育て世代に最適
建売分譲地は、同世代の親が集まり安い傾向にあります。(建売分譲地とは、新築が数棟~数10棟以上並ぶ場所のことを指します。建築会社や販売会社が、建売分譲中と広告を出したりするので、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。)
家を購入するのは、子育て世代が圧倒的に多いので、分譲地だと親世代、子世代が多くなるのでコミュニティが形成しやすいメリットがあります。
また、小学校の登下校の際も、友達同士で一緒に行動してくれるので安心感があります。
ママ友達が出来るか不安。という方にとっては、大きなメリットの1つとなりますね。
購入手続きが簡単でわかりやすい
建売は注文住宅に比べて手続きが簡単です。それもそのはず、建売は土地と建物がセットで販売されていますが、注文住宅は土地と建物を別々で契約して、それぞれローンの事を考える必要が出てきます。
手続きがスムーズだと、皆さんの負担も少ないので大きなメリットと言えますね。
間取りや仕様が決まっている為、負担が少ない
建売のメリットとして、間取りや仕様が決まっている事が挙げられます。なにかを決める必要がないというのは、それだけ負担が少ないという事ですね。
建売業者は低コストで大量に住宅を供給している為、どんな間取りが使いやすいか、人気なのかと言うことを把握しています。この土地は日当たりがこうだから…リビングをこっちに持ってきて…等、最適解を持っています。
そんなプロが間取りや仕様を決めるため、不便である可能性は極めて低いのです。
購入から引き渡しまでの期間が短い
既に完成している物件であれば、購入から引き渡しまで約1ヶ月です。
注文住宅では、土地の購入、間取りの検討、仕様の検討、建物の契約、着工、完成、引き渡しなので、1年くらいは期間がかかると思ったほうが良いですね。
急いで引越しをしないといけないと言う方にとっては大きなメリットです。
着工前であれば変更可能
建売でも、着工前であれば仕様や色の変更が可能です。通常、設備や色はハウスメーカーの人がある程度決めています。(でないと全くおなじ建物が何個も完成してしまいますからね。)ある程度決まったものの中からではありますが、設備や色を選ぶのは楽しいですよ。ちょっとした注文住宅ですね。
立地が良い
建売住宅の中には、立地が良いものがあります。立地が良いとは、駅が近い、高低差がない、なんか雰囲気が良い、というやつですね。
ハウスメーカーは大量受注、大量生産、なので土地の情報をいくつも持っています。たくさん買ってくれるところに、良い情報はいくものですよね。なので、好立地の建売住宅が実現できる、という仕組みになっています。
建売のデメリット
- 金額が安いため注文住宅購入組からマウントをとられる
- 間取り、設備の変更の融通が利かない
- 購入から引き渡しまでが早い為忙しい
- 設備や仕様は必要最低限なものになる
- 自分達のこだわりを表現しづらい
- 点検口がない?
- オプション工事が必要
- 未完成は資料取り寄せ
- 目に見えない部分の手抜きがしやすい
- 建築基準法は、クリアしてる
- 心配ならホームインスペクション
金額が安いため注文住宅購入組からマウントをとられる
注文住宅た建売に比べて高額です。高額と言うことは、高いから良いものだ、という先入観を持っている人からすると、安いものは、良くない、という考え方になる傾向があります。
そのような方にとっては、金額が安い建売を購入している人に対して、それで大丈夫なの?とマウントを取りたくなってしまう事があるようです。
間取り、設備の変更の融通が利かない
建売住宅の場合、間取りや設備は始めから決まっています。建売業者は家を建ててから売るのが仕事なので、注文住宅のような、お客様が付いてから設計、というような仕事の流れにはなっていません。
従って、間取りや設備の変更は基本的にNGです。しかし、着工前にお客様がついた物件に関しては、ある程度の設備や、色の変更が可能の場合があります。
購入から引き渡しまでが早い為忙しい
建売住宅は注文住宅と違って、購入から引き渡しまでが期間が短いです。
期間が短いという事は、やらなければならない事も短い期間でやる必要がある、と言うことです。やる事が多いと忙しくなりますよね。
やる事たくさんありますが、頑張りましょう!
契約してからやることのリストは、新築購入後にやる事リスト27選【新生活の準備はこれでOK】をご覧ください。
設備や仕様は必要最低限なものになる
建売住宅は注文住宅と違い、コストを最小限に抑える事で低価格な供給を実現しています。
その為、設備や仕様は高級なものではなく、必要最低限なもので施工されます。高級なものを施工してコストが上がり、お客様に買ってもらえなかったら本末転倒だからです。
どうしても設備や仕様をこだわりたい方は、着工前に購入し、早めに希望を伝えましょう。
自分達のこだわりを表現しづらい
注文住宅の場合自分達で間取りや仕様を決めるので、苦労した点、夫婦で意見が別れながらも何とか実現できたもの、に対して愛着やこだわりを持てます。建売住宅の場合は、全て決まっているものを購入するので、こだわりを表現するのは難しくなります。
どうしてもこだわりたい場合は、着工前に物件を購入して、早めにこだわりを不動産屋さんに伝えましょう。
点検口がない?
建売ってどうなんだろうと思って色々調べると、点検口がない物件に注意という情報が出てくるかもしれませんが、最近の建売で点検口がない物件はほぼありません。
昔に比べて建売ハウスメーカーもクオリティを上げてきています。点検口がないとメンテナンスの際に困ります。そして何より点検口は図面に記載されますので、よほどのことがない限り設置が漏れることはありませんのでご安心下さい。
オプション工事が必要
建売住宅は注文住宅に比べてオプション工事が必要になります。建売住宅は原価を抑えるために、余計なものはついていない状況です。
網戸やカーテンレール、エアコン等はオプションとなります。TVアンテナも場合によってはオプションです。オプション費用は最低でも100万円程見ておいた方が良いでしょう。
未完成は資料取り寄せ
建物が未完成の場合、完成した時の様子が分かる資料を取り寄せる必要があります。完成してから、イメージと違った、やり直したいと言ってもやり直すことは出来ません。
しっかりと完成のイメージがわかるように資料を取り寄せ、打ち合わせを行いましょう。
目に見えない部分の手抜きがしやすい
建売住宅のデメリットは、目に見えない部分の手抜きがある、と言う事です。例えば、床下点検口の掃除が行き届いていなかったりします。目に見えないからって、人が住むわけですから、心を込めて施工をして欲しいですよね。
もちろん手抜きといえる施工をしてしまうのはごく一部の人ですし、たまたま不注意で掃除を忘れたのかも知れません。いずれにしても何か建物に欠陥があるわけではないのですが、手抜きはして欲しくないですよね。
建築基準法は、クリアしてる
手抜きの話と重なってしまう部分が多少ありますが、建築基準法さえクリアしていれば良いのか!と思うような状態の物件も稀にあります。よくあるのは、建築中にでたゴミが山積みになっている現場です。ゴミは、回収業者が回収に来るのですが、タイミングによってはゴミが多すぎる事があります。ただ、ゴミが多いからといって、品質に問題があるわけではないですよね。
この辺りの話は、モラルや、配慮の話です。建築基準法はクリアしているので、法律は守っているからOKなのでしょうか。人が、住むものですから、丁寧に作りたいですよね。
心配ならホームインスペクション
基本的に建物の検査は、ハウスメーカー、役所がそれぞれ行っています。水道の検査もあります。
なので、住めないような欠陥がある確率は非常に低いのです。それでも、確実に安心したい、細かい部分まできちんと検査をして欲しいという方は、ホームインスペクションを検討しても良いでしょう。
ホームインスペクションとはより細かく建物のチェックをしてくれるサービスの事です。
建売住宅を購入して後悔した事例の紹介
ここでは建売住宅を購入して後悔した方の事例を紹介していきます。
耐震性が建築基準法最低ライン…
最近の家は地震に強いと聞いたのに、蓋を開けてみたら、地震でヒビが入ったり、耐震等級が建築基準法の最低ラインだったりと、後悔する人が多いです。 最近の大手建売メーカーは、耐震性で最高等級を取得していますので安心ですよ。
雨漏り…
10年以上前の建売では、雨漏りが起きてしまうことがありました。現在の新築は、雨漏りの可能性は非常に低いです。万が一雨漏りがあったとしても、メーカーが直してくれるので安心ですよ。ちなみに私は今まで雨漏りのクレームを受けたことはありません。
外壁の劣化が早い…
注文住宅が使用する外壁と違い、建売住宅で使用ふる外壁は劣化が早いです。劣化が早いということは、メンテナンス費用が掛かると言うことですが、10年経過してメンテナンス費用が大体100万円から150万円なので、注文住宅を購入するよりトータルが安いです。
給排水漏れ…
10年以上前の建売住宅では、給水、排水の漏れが起きてしまうことがありました。現在の建売住宅では、そのようなケースは滅多にないのでご安心下さい。ちなみに私は給排水漏れのクレームを受けたことはありません。
建売住宅のメリット・デメリットのまとめ
建売のメリット、デメリットをまとめると以下の通りです。
建売のメリット | 建売のデメリット |
---|---|
・金額が安い | ・安いという事で注文住宅からマウントを取られる |
・間取りや仕様が決まっている | ・必要最低限の設備 |
・購入から引っ越しまでの期間が短い | ・購入から引き渡しまでが短いため忙しい |
・着工前であれば仕様の変更が可能 | ・基本的に間取りや仕様の変更は出来ない |
・立地が良い |
メリットデメリットを比較していかがでしょうか。
建売の一番のメリットは注文に比べて金額が安い事です。また、既に間取りや仕様が決まっているので、買主の負担が少ないです。完成物件であれば購入から引っ越しまでの期間が短くて済みます。急いで引っ越しが必要な方にとっては大きなメリットですね。
完成前の物件、着工前の物件であれば設備の色の変更が無料で出来る物件もあります。
工事前に契約をすれば、建売でも注文住宅要素が出てくるのはメリットですね。大量生産によるコストダウンから、好立地に続々とハウスメーカーが建売を建てます。立地がよいこともメリットです。
建売の一番のデメリットは間取りや設備の変更が聞かない事です。
建売は注文住宅に比べて安いため、高額の注文住宅を購入した人からすると、「大丈夫なの?」とマウントを取られてしまう事もあります。
大量生産、大量発注によりコストを抑えていますので、多少の変更でも融通が聞きづらいです。
設備や仕様は、必要最低限なものになります。
必要最低限と言っても、新しいキッチンやお風呂、洗面化粧台は普通にカッコ良いですし、満足のいくものです。あくまで注文と比べると、必要最低限という感覚になるという事です。また、自分たちで間取りや設備を決める訳ではないので、「ここにこだわった」というものを表現しづらいこともデメリットと言えるでしょう。
デメリットに関しては、実際に物件をみてみて、妥協ができるかどうか判断すればよいと思います。
多くの人が建売を購入しています。購入後にオプションでお好みの家にする人も多いです。
なんといっても高品質でリーズナブルなので、建売は本当におすすめですよ!
建売に興味がある方は便利な一括資料請求がありますので、是非参考にしてください。
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注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅のメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか。
詳しく解説します。
注文住宅のメリット
- 間取りや仕様を自分達で決めることが出来る
- 費用を掛ければ好きなだけこだわりが持てる
- 自分達で決めた家なので愛着が持てる
注文住宅のメリットはなんといっても、間取りや仕様を自分達で決めることが出来るところです。
間取りを決めていく事自体に思い出が残ります。
ここはどうしようか。こっちはこうした方がいいのでは?といったように、夫婦での話し合い自体が思い出に残ります。
間取りが決まったら設備や仕様を決めます。将来のことについて希望を持って打ち合わせを進めていく事は、かけがえのない時間ですね。
費用を掛ければ、出来ない事はほとんどありません。自分達だけのこだわりを持てる事もメリットですね。
注文住宅のデメリット
- 費用がたくさん掛かる
- 間取りや仕様を決めるのが大変
- 購入から引き渡しまでにすごく時間が掛かる
- 土地と建物を別々に購入することになる
- 土地のローンと建物のローンを組む必要がある
注文住宅のデメリットは費用がたくさん掛かる事です。
こだわりを持てば持つほど、どんどん費用がかかります。
また、間取りや仕様を決める際、時には夫婦で喧嘩になってしまう事もあるようです。
何か決断をするときは、慎重に決めないといけないですから、決める事が多い注文住宅はそれほど労力が掛かってしまいます。
購入から引き渡しまでに時間が掛かる事もデメリットです。一年間は時間が掛かる事を覚悟しましょう。
先に土地を購入してから建物を決めないと、理想の間取りが実現できなくなる可能性があります。
土地はなかなか良い所が見つかりません。
建物を決める、土地を決める、という作業はなかなか思うとおりに行かないことがあります。
土地のローン、建物のローンをそれぞれ組む形になります。場合によっては、今のお住まいとの家賃を二重で支払う必要が出てくるかもしれません。
①土地を買う→②土地の引き渡しを受ける→③建物を建てる→④建てたお家に住む
②、③の間に土地のローンを支払う必要が出てくる可能性があります。
注文住宅で後悔した事例の紹介
ここでは注文住宅で後悔した方の事例を紹介していきます。
時間とコストが掛かるので期待値が高くなった…
注文住宅は設計の段階から時間がかかります。何度も打ち合わせを重ねて、やっとの思いで完成、となるまでに1年間程度掛かります。時間と費用をたくさん掛けていざ完成したら、(あれ?こんなもん?)と思ってしまう事があります。これなら建売でよかったのに…と後悔する人は一定数いらっしゃいます。
完成したら思ってたのと違った…
注文住宅は現物をみて購入出来ません。完成してから、思っていたのと違う…と言う事があります。出来上がりが楽しみですが、現物をみて購入出来ないというのは後悔の原因になります。
安いのにしっかりしている建売が羨ましい…
建売住宅と比べてしまって、建売もきれいで意外としっかりしているな、と思って後悔する人もいるようです。注文住宅より一千万も安いのに…なんて事はザラにあります。
利便性がよくない…
注文住宅は理想の間取りが入るように、駅から離れた広い土地で建てる事が多いです。つまり、利便性が良くないのです。駅から近くて利便性が良い場所は、土地の代金も凄く高くついてしまいます。駅から離れすぎてしまうと、近くにスーパーなどの商業施設がなかったり、生活に不便である可能性が高いので、近くにスーパー等の商業施設があるか、予め確認しておきましょう。
費用を掛けすぎてしまう…
一生に一度の買い物だから、といって、無駄に費用を掛けてしまうことも多いです。完成してから、やっぱりここはいらなかったよね…なんてこともあります。
注文住宅のメリット・デメリットのまとめ
注文住宅のメリット | 注文住宅のデメリット |
---|---|
・間取りや仕様を自分達で決める | ・間取りや仕様を決めるのが大変 |
・費用を掛ければ好きなだけこだわれる | ・費用がたくさん掛かる |
・自分達で決めた家なので愛着をもてる | ・時には意見がぶつかる事も |
・土地と建物を別々に購入の為労力がかかる | |
・現在住んでいる家賃とローンが重なる事も |
注文住宅のメリット・デメリットをまとめました。
やはり一番ネックとなるのが費用の面でしょう。
お金と時間に余裕のある人は注文住宅に向いていますが、そうでない人は注文住宅には向かないです。
更に、駅が近い土地を希望の人は、土地だけでも多額の費用が必要になります。
大手建売メーカーと競争して土地を購入しなければなりません。
車通勤の方は、駅から離れていても問題ない事が多いので土地を探すのはそこまで難易度は高くないです。
注文住宅を検討している方は家づくりに便利なサイトを紹介しますので、良かったら参考にしてください。
●住宅展示場に行ったり、何度も複数の住宅会社に合わなくても、自宅で家づくりが進められる!
●複数社のプランを比較・検討できる!
●利用は全て無料!
建売住宅の値引き交渉のタイミング
建売住宅、注文住宅それぞれですが、値引き交渉のタイミングがあります。
値引き交渉は購入申し込み時に行いましょう。購入申し込みとは、物件を買います、という意思表示を書面でする事をいいます。
購入申込み前に値引きの話をしても、本当に買ってくれるかわからないので、相手方も応じてくれないです。契約直前に値引き交渉をしても、相手方が契約準備に取りかかっていると迷惑なだけなのでNGです。
一番値引き交渉が通りやすく、相手にも迷惑じゃないのは購入申込みのタイミングです。
建売ってどうなの?と思ってる人から多い質問
ここでは建売ってどうなの?と思っている人からよく頂く質問について回答したいと思います。
メンテナンス費用はどれくらい?
建売のメンテナンス費用は10年間で100万円~150万で、内容としては外壁、屋根、防蟻工事(5年毎)がメインです。
メンテナンスをしないと、雨漏りの原因になったり、建物の寿命を縮めてしまうことになりますので、メンテナンスを行いましょう。
メーカーによっては、メンテナンスをすることで保証を延長できますので、安心ですね。
注文住宅に比べてアフターフォローが雑?
インターネットでよく、アフターフォローが雑という話がありますが、そんな事はありません。何かあった時は、しっかりと対応してくれますので、安心ですよ!最近の建売メーカーさんは、サポート受付センターがあります。こちらは24時間365日受け付けています。受け付け後、担当部署から連絡が入る形になっています。受付の際は、不具合の発生箇所や状況を具体的に伝えて頂ければオーケーです。
リフォームや増築がしにくい?
建売だからといって、リフォームや増築がやりにくい事はありませんのでご安心下さい。
建売ってなんか安くて適当なイメージがあるけど…建物の構造は大丈夫なの?
建売住宅には、住宅性能評価書を取得している物件があります。住宅性能評価とは、国が設けた10項目の基準に沿って第三者機関が検査をし、合格すると貰える評価書の事です。
性能評価書を取得する為には、設計図書の段階で第三者機関の検査、建築中に第三者期間の検査があります。
性能評価書に耐震等級の記載があり、耐震等級が一定以上だと、地震保険が安くなります。
第三者機関がしっかり検査をしているから、性能評価があればより一層安心して頂いて大丈夫です。
こんな人は建売がおすすめ
建売、注文住宅、どちらを選べばよいかわからないよ~というあなたに、建売に向いている人をピックアップしてお伝えしたいと思います。
- 費用をそこまで掛けたくない
- 色々と手間をかけて決断することはなかなか大変だ
- 建売でもそこそこかっこいい家もある
- すぐにでも引っ越しをしないといけない
- 新築が良いけど注文には手が届かない
- 好きな人と過ごせればある程度の家で充分幸せだ
上記に一つでも当てはまる人は、建売を購入しても満足できると思います。
いかがでしたでしょうか。建売ってどうなの?という悩みに答えてみました。
意外と悪くないですよね。建売は万人が満足できるものだと思っています。
建売について興味をもった方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
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