- 建売の火災保険について詳しく知りたい
- できれば費用を抑えたい
- どこの火災保険を選べば良いの?
このような疑問を解決します。
建売メーカー営業マンとして8年間の経験を活かして本記事を作成しています。
火災保険について正しい知識がないと、不要な特約を付けて高くなってしまいます。同じ補償内容でも金額が異なる場合があるので注意してください。
火災保険について正しい理解をして、無理のない返済計画をしましょう♪
(※この記事の最後には、火災保険にお得に入った事例を紹介しています。是非最後までご覧下さい)
- お得に建売を購入したい
- 購入後に支払いで苦しみたくない
- 自分に合った建売を購入したい
このような方は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方を参考にしてください♪
火災保険で損をしたくない方は、火災保険の一括見積もりサービスがおすすめです。理由は以下の通り。
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火災保険・地震保険とは
火災保険・地震保険は基本的に両方とも加入が必要です。
地震保険単独での加入はできません。必ず火災保険とセットで加入となります。
『火災保険』とは火事などで家が燃えてしまった場合に補償(保険金が支払われる)される制度のこと。火災保険で補償される事故は火災だけではなく、落雷、台風等の風災、洪水等の水害があります。
『地震保険』とは、地震や噴火が原因で建物に被害が起きた場合に補償(保険金が支払われる)される制度のこと。
2つの性質が違うこと、火災保険=地震保険も含まれることを理解しておきましょう♪
保険は不幸の宝くじ?
家を買う時、多くの場合住宅ローンを借りますよね。つまり借金をしている状態です。
仮にこのような状況で、お家が全焼してしまったらどでしょうか?家に住めないのに、借金だけが残ってしまいます。万が一の場合、多額のお金が補償されるので火災保険は必須ですが、万が一にならない可能性の方が高いです。
つまり考え方によっては、「不幸の宝くじ」ということになります。くれぐれもお伝えしておきますが、火災保険に反対という訳ではありません。私が伝えたいのは、多額に費用を掛けるべきではないということです。
火災保険で補償される内容
火災保険といっても、どのような場合に補償されるか理解しているでしょうか?火災保険で補償される内容は以下の通りです。
- 火災
- 破裂や爆発による損傷
- 落雷
- 風災や雪災
- 水害
- 破損・汚損
- 盗難
上記のうち、必須(必ず入らなければいけない)項目は火災と破裂や爆発による損傷の2つで、その他は任意加入となっています。
地震保険で補償される内容
地震保険で補償される内容は以下の通り。
- 地震
- 噴火
- 地震・噴火を原因とする火災・損壊・埋没または流失による被害
火災保険料の決まり方
火災保険の金額はどのようにきまるかご存知でしょうか?ここでは火災保険の金額について詳しく解説します。火災保険の金額は以下の6つが深く関係しています。
- 建物の構造
- 専有面積
- 自然災害が多い地域か
- 補償内容
- 補償期間
- 補償限度額
火災保険料の決まり方1.建物の構造
鉄骨と木造ではどちらの方が燃えやすいでしょうか?答えは木造ですよね。つまり燃えやすい木造の方がリスクが高いので保険料は高くなります。
火災保険料の決まり方2.専有面積(建物の面積)
専有面積が大きければ大きいほど保険料は高くなります。1㎡を補償すればよいのと、100㎡を補償するのとではリスクも治す金額も変わってくるからです。
火災保険料の決まり方3.自然災害が多い地域か
自然災害が多い地域では保険料が高くなります。100年に一度しか地震が起きない地域と、毎月のように地震が起きる地域ではリスクが全然違うからですね。
火災保険料の決まり方4.補償内容
補償内容が充実していれば充実しているほど保険料は高くなります。何が起きるか分からないから、たくさん入っておこう。このように思う人は、保険料は高くなります。
火災保険料の決まりか5.補償期間
補償期間が長ければ長い程保険料は高くなります。10年一括で支払うケースが一般的です。10年一括で支払うのが難しい場合は一年分だけ支払うケースもあります。
火災保険料の決まり方6.補償限度額
万が一の場合に支払われる金額を高く設定すればするほど、保険料は高くなります。補償限度額は、建物を再建築できるくらいの費用を見ることが一般的です。
建売の火災保険の設定の仕方
建売の火災保険は、10年一括支払で20万円~40万円が最適です。
とはいっても、どうすればよいかわからない。このように思う人が多いと思います。
- 補償内容
- 補償期間
- 補償限度額
以上3つの要素をどのように設定すれば良いか、解説していきます。
火災保険の設定の仕方1.補償内容
補償内容は必要最低限にしましょう。
- 火災
- 破裂や爆発による損傷
- 落雷
- 風災や雪災
- 水害(川の近く等、水害が予想される地域の場合)
- 破損・汚損(車通りが多く、ぶつけられるリスクがある場合)
上記が補償されていれば充分です。盗難を入れていないのは、建物の火災保険ではなく別の話だからです。
火災保険の設定の仕方2.補償期間
補償期間は10年にしましょう。毎年支出をなるべく少なくした方が資金計画を立てやすいです。どうしても支払いが厳しい場合は毎年支払いにすれば大丈夫です。
火災保険の設定の仕方3.補償限度額
建物を再建築する場合、売買契約書の建物代金をあてにしてはいけません。え?そうなの?このように思う人が多いと思います。
実は建物の金額を抑えることで、消費税を調整しています。その為、建物代金が1,000万円と記載されていても、1,000万円で建物は建てられません。
じゃあ建物はいくらあれば建つんだよ!こう思いますよね。建物代金は1200万円あれば最低限の建物を建てる事ができますよ♪
地震保険料の決まり方
地震保険料は地域によって金額が異なります。なぜなら地震や津波、火災のリスクは地域、建物によって違うから。
地震保険料の決まり方は以下の通りです。
- 建物の構造
- 建物の所在地
それぞれ具体的に解説していきます。
地震保険料の決まり方1.建物の構造
建物の構造には「イ構造」と「ロ構造」の2種類があり、それぞれ保険料が違います。
- イ構造(保険料が安い)・・・鉄骨造、コンクリート造など(M構造、T構造、1級、2級)
- ロ構造(保険料が高い)・・・木造の建物など(H構造、3級)
地震保険料の決まり方2.建物の所在地
都道府県別に地震保険料の基本料率は決まっています。(保険期間1年、保険金額1,000万円につき)
都道府県 | イ構造 | ロ構造 |
---|---|---|
岩手、秋田、山形、栃木、群馬、富山、石川、福井、長野、滋賀、鳥取、島根、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島 | 6,800円 | 11,400円 |
福島 | 7,400円 | 14,900円 |
北海道、青森、新潟、岐阜、京都、兵庫、奈良 | 8,100円 | 15,300円 |
宮城、山梨、大分、香川、沖縄、宮崎 | 9,500円 | 18,400円 |
愛媛 | 12,000円 | 23,800円 |
大阪 | 13,200円 | 23,800円 |
茨城 | 13,500円 | 27,900円 |
徳島、高知 | 13,500円 | 31,900円 |
埼玉 | 15,600円 | 27,900円 |
愛知、三重、和歌山 | 17,100円 | 28,900円 |
千葉、東京、神奈川、静岡 | 22,500円 | 36,300円 |
地震保険料の割引
地震保険料の割引制度は以下の通りです。重複の割引はできません。
割引制度 | 条件 | 割引率 |
---|---|---|
建築年割引 | 対象建物が昭和56年6月1日以降に新築された建物である場合 | 10% |
耐震等級割引 | 耐震等級1 | 10% |
耐震等級2 | 30% | |
耐震等級3 | 50% | |
免震建物物割引 | 対象建物が、「面神建築物」である場合 | 50% |
耐震診断割引 | 建築基準法(昭和56年6月1日施工)における耐震基準を満たす場合 | 10% |
建売の地震保険の設定の仕方
地震保険で設定できる保険金額は、火災保険の保険金額の30%~50%です。
例えば火災保険の保険金額が2,000万円であれば、地震保険で設定できる保険金額は60万円~1,000万円となります。
ただし建物は5,000万円、家財は1,000万円が上限です。
建売の地震保険料は地域や建物によって金額が変わる為、お得にする方法はシンプルです。お得にする方法は以下の通り。
- 割引率が高い構造の物件を買う
- 地震保険料が安い地域の物件を買う
- 長期契約(最大5年)でお得に
とはいっても、欲しい物件が見つかった後に、建物の構造を変更したり、安い地域の物件を買うなどは現実的ではありません。
誰でもできる安くする方法としては、長期契約(最大5年)をする方法があります。
例えば年間保険料が36,300円の場合で5年契約をすれば、36,300×4.45=161,535円となり、19,965円もお得にできます。
保険期間 | 係数 | 1年あたりの割引率 |
---|---|---|
2年間 | 1.9 | 5% |
3年間 | 2.75 | 8.3% |
4年間 | 3.6 | 10% |
5年間 | 4.45 | 11% |
火災保険・地震保険の問題点
火災保険・地震保険を選ぶうえで一番の問題は、不必要な保険に入って、費用が高くなってしまうことです。
大半の人が住宅ローンを借りて、火災保険・地震保険に加入します。しかし諸費用が高くなってしまうと物件に掛ける金額が無くなってしまします。
そこで火災保険や地震保険の金額をなるべく安く抑える必要が出てくるのですが、補償を手厚くした方が安心できるので、保険料も高くなってしまいがちです。
もちろん、費用に余裕がある人や補償が手厚い方が安心できる人はそれで構いません。しかし多くの人は高く支払いすぎている可能性がありますので注意してください。
火災保険・地震保険で損する原因
火災保険・地震保険で損する原因は以下の通りです。
- 正しい知識がない
- 不動産業者におすすめされるがまま
- 比較検討が少ない
それぞれ具体的に解説していきます。
損する原因1.正しい知識がない
当然のことながら、正しい知識がないと損をしてしまいます。なぜなら保険という商品はたくさんの取扱い業者がいて、より高く保険を取ろうとするから。
正しい知識がないと、業者に有利な契約をさせられて、不必要な保険まで加入してしまうということです。
損する原因2.不動産業者におすすめされるがまま
この人の言う事なら安心して大丈夫。このように考えて、不動産業者の言いなりになってしまう人が多いです。
しかし不動産屋業者は提携している保険屋さんを紹介すると、紹介料を貰えることもあります。
つまりあなたの為を思って紹介してくれているとは限らないということです。
損する原因3.比較検討が少ない
損する原因として大きいのが、比較検討が少ないということです。どのような火災保険が良いのか比べないと、金額が安いのか高いのか理解できません。
例えば一社しか見積もりを取らない場合と、3社に見積もりを取る場合、どちらが正しい判断ができるかは明確です。
保険で損しないために、比較検討を多めにしましょう。
火災保険・地震保険の損失を回避する方法
火災保険・地震保険の損失を回避する方法は以下の通り。
- 信頼できる人に相談する
- 一括見積もりでお得に選ぶ
それぞれ具体的に解説していきます。
信頼できる人に相談する
火災保険・地震保険で損をしないために、信頼できる人に相談することをおすすめします。
知人や親族に保険に詳しい人がいればその人に聞いてみることをおすすめします。とはいっても、信頼できる人がいないよ。という人が多いと思います。
そのような人は、一括見積もりがおすすめです。
一括見積もりでお得に選ぶ
火災保険・地震保険で損をしないために一番オススメの方法が火災保険の一括見積もりサービスです。
最短3分で15社から見積もりを受けられます。
不動産業者が提携しているわけではないので、みなさんに合った条件で見積もりを提案してくれるので、とてもおすすめです。
お得に火災保険・地震保険に入る方法
お得に火災保険に入る為には火災保険の一括見積もりサービスを使うことがおすすめです。
一括見積では複数社が皆さんにあった火災保険を紹介してくれます♪
- 一社一社話を聞いて、それぞれに見積もりを取らなくて良い。
- 見積もりを比較してどれが一番安いか比べなくて良い。
- たくさんの手間が省けて最適なものがわかる。
このようなメリットがあります。
見積もりは無料なので、焦る前に早めに動いた方が賢いです♪
費用をなるべく抑えたら、好きな家具を変えたり、あとちょっとで届かなかった欲しい物件を購入できるかもしれません♪是非活用してください♪
建売の火災保険・地震保険のまとめ
火災保険・地震保険の問題点は以下の通り。
- 不必要な保険に入って費用が高くなってしまうこと
火災保険・地震保険で損する原因は以下の通り。
- 正しい知識がない
- 不動産業者におすすめされるがまま
- 比較検討が少ない
火災保険・地震保険の損する原因を解決する方法は以下の通り。
- 信頼できる人に相談する
- 火災保険の一括見積もりサービス
お得な情報はありましたか?皆さんのお役に立てれば幸いです。
- 建売について詳しく知りたい
- 購入後に支払いで苦しみたくない
- 夢のマイホーム、購入後にがっかりしたくない
このような方は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方を参考にしてください♪
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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