- 建売を値下げ交渉したいけど、失敗したくない
- 値下げ交渉に失敗するパターンってどんなものがあるんだろう
- 値下げに詳しい人に教えて欲しい
このような悩みを解決します。
建売ハウスメーカー営業マンとして8年間の経験をこの記事に詰め込みました。実例をもとに初心者でもわかりやすいように解説していきます。
この記事の最後には、交渉に使えるテンプレートを用意しているので、是非参考にしてください♪
この記事を最後まで読めば、建売の値下げに失敗する確率をグッと減らすことができます♪
しっかり学んでお得に建売の購入をして、幸せな生活を送って下さい♪
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建売の値下げ交渉に失敗するパターン5選
値下げ交渉に失敗するパターンは以下の通りです。
- ただなんとなく安くして欲しいと言う
- 法外な値引き交渉をする
- 欲をかいて他の人に購入されてしまう
- 契約、引き渡しまでに長い時間が掛かる
- 欲しくないのに値引きをする
1:ただなんとなく安くして欲しいという。
明確な理由がないのに安くして欲しいという人がいます。安く買いたいという気持ちはわかるのですが、理由が明確でないと売主も会社に報告しづらいです。
例えば、「類似物件が100万円やすいので100万円の値引きをお願いしたい。」このように理由が明確だと、売主としても値引きに応じやすいということです。
2:法外な値引き交渉をする
値引きと言っても限度があります。一般的に10万円~100万円の値引きが一番多く、次に110万円~200万円、200万円以上となっています。
200万円以上の値引きはほとんどありませんが、ごく稀に受けることがあり、色々な条件が重なって初めて値引きを受けられる形になります。
繰り返しにはなりますが、法外な値引き交渉は失敗する確率が高いので慎重に行いましょう♪
3:欲をかいて他の人に購入されてしまう
欲をかいて大幅な値引きを交渉をすると、他の人に購入されてしまうことがあります。例えば、200万円の値引き交渉したとします。
その後で、値引きが入らない満額の申し込みが入ったらどうなるでしょうか。当然のことながら、満額の申し込みをした人が優先されてしまいます。
欲をかいて後悔しないように、よく考えて申し込みするようにしましょう♪
4:契約、引き渡しまでに長い時間が掛かる
値引き交渉をされているのに契約がなかなかできない、引き渡しがなかなかできない場合、値引き交渉自体が失敗で終わるケースが多いです。
通常、申し込みから契約までの期間は1週間程度です。それ以上に期間が空いてしまうと、本当に契約できるかどうかがわかりません。
不動産は高額な取引なので、申し込みを受けた後でキャンセルが入ることは多いです。つまり、「契約までに時間が掛かる場合は、他の人を優先されてしまう可能性があるということ」ですね。
引き渡しまでの期間が長いのも同様で、あまり時間が長いと他の人を優先されてしまう可能性があります。目安としては契約から1ヶ月で引き渡しをするのが一般的です。
5:欲しくないのに値引きをする
こちらは簡単に説明すると、ただの冷やかしです。「〇〇円だったら買います」といって、その交渉がうまくいった場合、急に怖くなってしまい申し込みをキャンセルする方がたまにいます。
購入申し込みをする場合は、強い意思をもって申し込みをするようにしましょう。繰り返しにはなりますが、欲しくないのに値引きをするのは失敗する確率が高いです♪
建売の値下げ交渉で失敗した事例集
実際にあった値下げ交渉で失敗した事例を紹介します。
- 世に出たばかりの物件なのに大幅値下げ
- 根拠のない大幅値下げ
- 価格変更したばかりの物件の大幅値下げ
- 値下げ交渉+サービス工事
- 300万円以上の値下げ
1:世に出たばかりの物件なのに大幅値下げ
これから販売を開始する世に公表したばかりの物件で、200万円以上の大幅値下げ交渉が入ったことがありました。
世に出たばかりなので、さすがにその時はお断りをしましたが、しばらく様子をみて他に動きがなかったので契約に至りました。
ハウスメーカーからすると、他に満額で購入したい、という人がいるかもしれないと考えたわけですね。
このように、世に出たばかりの建売物件は値下げ交渉に失敗する確率が高いです。
2:根拠のない大幅値下げ
ある日突然値下げ交渉が入ってきました。価格はなんと300万円。なぜ300万円のなのかと聞いても明確な理由はありません。これでは会社に報告をするまでもなくお断りです。
値下げの根拠がないと会社に報告が出来ないので、値下げ交渉をする時は明確な根拠をもって交渉するようにした方が良いですよ♪
3:価格変更したばかりの物件の大幅値下げ
完成してしばらくすると、物件の価格を下げることが多いです。しかし価格を下げたばかりの物件に追い打ちをかけるかのように値下げ交渉が入るケースがあります。
例えば3,000万円から2,900万円に物件価格を変更してすぐに、2700万円で申し込みが入ったらどうでしょうか。『さすがに価格を変更したばかりなので、申し込みをお断りする。』このようになってしまう確率が高いです。
価格変更したばかりの物件の大幅値下げ交渉は避けるようにしましょう♪
4:値下げ交渉+サービス工事
値下げ交渉に加えてサービス工事を要求されることがあります。さすがにこのダブルパンチは売主にとっては痛いので、このような申し込みはお断りするケースがほとんどです。
値下げ交渉とサービス工事両方をOKするケースはほとんどないので、予め知っておきましょう♪
5:300万円以上の値下げ
値引交渉と言っても、最高で200万円前後です。300万円以上の値引きはまず通らないと考えてよいでしょう。
とはいっても、300万円以上の値引き交渉が通る確率が0%というわけではありません。適切なタイミングで適切な物件であれば、僅かながら通る可能性がありますよ♪
建売の値下げ交渉に失敗するパターンまとめ
値下げに失敗するパターンは以下の通りです。
- ただなんとなく安くして欲しいという
- 法外な値引き交渉をする
- 欲をかいて他の人に購入されてしまう
- 契約、引き渡しまでに長い時間が掛かる
- 欲しくないのに値引きをする
値下げをする時は明確な理由を持って値下げをするようにしましょう。明確な理由がないと交渉がうまくいかない可能性があるからです。
例えば、「ただなんとなく200万円値下げをして欲しい」と言われて、「OKです」という人はいないのは想像できるでしょう♪
とはいっても、「具体的にどんな事例があるか知りたい方の為」に、値下げで失敗した事例を紹介しました。
値下げで失敗した事例は以下の通りです。
- 世に出たばかりの物件なのに大幅値下げ
- 根拠のない大幅値下げ
- 価格変更したばかりの物件の大幅値下げ
- 値下げ交渉+サービス工事
- 300万円以上の値下げ
値引き方法のコツを5つ紹介している、建売住宅の効果的な値引き方法5選を解説しますも参考にしてください♪
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