- 建売購入時の固定資産税について詳しく知りたい
- 固定資産税を安く抑えたい
- 毎年払うの?
このような疑問を解決します。
建売メーカー営業マンとして8年間の経験を活かして本記事を作成しています。
固定資産税は必ず掛かる諸費用の1つ。正しい理解をしていないと、「こんなに出費があるなんて…」と後悔してしまいます。
この記事では初心者でもわかるように優しく解説していきます。
記事の最後には、固定資産税でトラブルになった事例を紹介しています。
建売購入の固定資産税について正しく理解をして、後悔のない建売購入をしてください♪
- 建売が欲しい
- なるべく費用を抑えたい
- 未公開物件の情報が欲しい
このような方は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方を参考にしてください♪
固定資産税は毎年払う税金のこと
不動産売買において「固定資産税」は、「固定資産税、都市計画税」を合わせて指すことが多いです。(※この記事でも合わせて指しています)
固定資産税、都市計画税は毎年掛かる税金で、1月1日時点で不動産を所有している人に課税されます。
徴収者は市区町村です。「普通徴収」という、金融機関やコンビニエンスストアで支払える形を取っています。
建売購入に掛かる固定資産税は5万円~20万円
建売購入時に掛かる固定資産税は5万円~20万円です。
金額は物件ごとに異なり、都会は固定資産税が高く、田舎は安い傾向にあります。
購入の翌年から固定資産税の額が増えるので注意しましょう。理由は以下の3つです。
- 購入時は土地のみに課税
- 日割り計算
- 建物が立つ前の評価で課税
それぞれ具体的に解説していきます。
翌年から高くなる理由1.購入時には土地のみに課税
固定資産税は通常、土地と建物それぞれに課税されます。
しかし建売購入の場合、建物には課税されません。新築は、未登記のため、役所も把握していないからです。
翌年から高くなる理由2.日割り計算
固定資産税は日割り計算をします。
「1月1日から引き渡し前日まで」を“売主”が負担、「引き渡しの日から12月31日までの分」を“買主”が負担します。
翌年から高くなる理由3.購入時は建築前の状態で課税
建売購入時に掛かる固定資産税は、「建築前の土地に課税」されています。
新築が建っている土地の方が価値が高いため、購入の翌年以降は固定資産税額が上がります。
固定資産税の決まり方
固定資産税はどうやって決まるの?この様な質問を受ける事が多いです。
固定資産税の決まり方を知る前に、知っておかなければいけないことがあります。それは固定資産税の計算の仕方です。
固定資産税は、固定資産税評価額×税率1.4%(※市区町村によって違い有)で算出できます。
都市計画税は、固定資産税評価額×税率(※市区町村によって違い有)で算出できます。
つまり、「固定資産税評価額」がポイントです。固定資産税評価額は、市区町村がそれぞれ基準書に基づいて決定をして、3年に1度見直されます。3年に1度見直される理由は、街並みや土地は常に変化し値段が変わっていくからです。
固定資産税を安く抑える方法
固定資産税を安く抑える方法は以下の通りです。
- 評価額が安いエリアで家を買う
- 12月に引き渡しを受ける
安く抑え方法1.評価額が安いエリアで家を買う
評価額が安いエリアで家を買えば、固定資産税を安く抑えられます。この場合のメリットは、購入後の固定資産税も安いこと。
デメリットは売却時に高く売れないということです。理由は評価額が安いエリアは人気が無いからです。
例えば都内の1等地は評価額が噓みたいに高いですが、田舎の土地は評価額が安いです。
安く抑える方法2.12月に引き渡しを受ける
12月に引き渡しを受ければ固定資産税を安く抑えられます。固定資産税の支払いは1月1日~引き渡しの前日までを売主、引き渡し日から12月31日までを買主が負担します。
つまり極端な話、12月31日に引き渡しを受ければ固定資産税はとても安いです。この場合のメリットは、諸費用としての固定資産税が安く抑えられる点。
デメリットは、次年度から通常の固定資産税が課税されるので、固定資産税がとても高く感じる点です。
建売購入の固定資産税まとめ
建売購入の固定資産税を安く抑える方法は以下の通りです。
- 評価額が安いエリアで家を買う
- 12月に引き渡しを受ける
- 住宅ローンについて詳しく知りたい
- 購入後に支払いで苦しみたくない
- 未公開物件の情報が欲しい
このような方は、5分で完了!簡単3ステップ♪後悔しない建売の正しい探し方という記事がおすすめです♪
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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