子供が産まれたけど、これからどのくらい貯金が必要になるのかな。
毎月いくら貯金をすれば、良いのかもわからない。
こういった疑問に答えます。
お子さんが大きくなってきて、住んでいる家が手狭になった。
新しく家を購入しよう。
このような方は非常に多いです。
しかし計画を立てて家を購入出来ている方は少数派です。
子供一人につきいくら貯金が必要なのか。
きちんと把握しているでしょうか。
不動産歴7年、宅地建物取引士のプロが解説します。
本記事の内容は以下の通りです。
不動産購入に向けて子供の貯金の記事となります。
通常はここまで解説している不動産屋さんは多くありません。
無理のないライフプランで、家族に優しい幸せな生活を手に入れて下さい。
教育費はいくら必要?大学卒業まで19年間の毎年の貯金額は約70万円?
文部科学省、内閣府、日本政策金融公庫が出したデータをもとにしています。詳しくはリンクを貼っておきます。
私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省 (mext.go.jp)
kyouikuhi_chousa_k_r02.pdf (jfc.go.jp)
平成30年度子供の学習費調査の結果について (mext.go.jp)
幼児教育・保育の無償化概要: 子ども・子育て本部 – 内閣府 (cao.go.jp)
幼稚園~高校まで公立、大学は私立文系の場合
大学卒業までの教育費総額は約1270万円です。
19年間で割ると、約70万円となっています。
幼稚園入学した年から毎年70万円を貯金していれば、足りる計算となっています。
月に直すと毎月約6万円の貯金ですね。
これは非常に厳しい金額となるのではないでしょうか。
更に大学入学時は纏まった入学金が必要になりますので、
仮に大学入学までに1270万円と考えると
19-4=15年間
1270万円÷15=約85万円となります。
更に以上の数字は
幼稚園~高校まで公立、大学は私立文系の場合ですので、
ごくごく一般的な家庭に必要な金額と言えます。
内訳は以下の通りです。
- 公立幼稚園3年間で約70万円。
- 公立小学校6年間で約200万円。
- 公立中学校3年間で約150万円。
- 公立高校3年間で約140万円。
- 私立文系大学4年間で約710万円。
幼稚園~高校まで私立、大学は私立医療系6年の場合
大学卒業までの教育費総額は約4890万円です。
19年間で割ると、約260万円となっています。
毎月に直すと約22万円となります。
仮に大学卒業までと考えると
19-4=15年間
4890万円÷15年=約330万円
毎月に直すと約28万円となります。
こちらは一般的ではないかなあという感じですが、
私立恐るべしですね(笑)
内訳は以下の通りです。
- 私立幼稚園3年間で約160万円
- 私立小学校6年間では約1000万円
- 私立中学校3年間で約430万円
- 私立高校3年間で約300万円
- 私立医療系(6年間)で約3000万円
子供が生まれすぐの貯金の場合
子供が生まれてすぐに教育費をためる場合は余裕があります。
上記の19年間は幼稚園に入ってからの計算です。
幼稚園には4歳になる年から入りますので19年間+3年間(0歳から3歳)で22年間となります。
幼稚園~高校まで公立、大学は私立文系の場合大学卒業までの教育費総額は約1270万円ですので
1270万円÷22=年間約58万円
月に直すと約5万円となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
公立でも結構お金が必要ですよね。
ましてや私立は相当お金が必要です。
個人的には貯金額がわかるので結構お勧めの記事となっています。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のそれぞれの費用の記事もありますので、良かったら読んでください。
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