・火災保険について詳しく知りたい。
・火災保険の相場が知りたい。
・火災保険で損をしない方法が知りたい。
・不動産屋に騙されていないか不安。
こういった疑問に答えます。
火災保険は奥が深いです。
知識がないと、不必要な特約をつけて保険料が高くなってしまいがちです。
更に同じ補償内容でも金額が違うという事もあります。
正しい知識を付けて本当に必要な火災保険に加入しましょう。
ハウスメーカー勤務7年で数々のお客様を見てきた。
宅地建物取引士の私が解説します。
本記事の内容は以下の通りです。
・火災保険で損をしない方法をまとめました。
・不動産屋の紹介よりもお得になるケースについて。
この記事を読めば火災保険の知識が身に付きます。
きちんと理解をしたうえで、お得な火災保険に加入しましょう。
安心して無理のない火災保険で新居の生活を有意義なものにしてください。
・火災保険について詳しく解説します。
「火災保険」という名前ですが、補償する内容は火災だけではありません。
補償される内容は以下の通りです。
- 火災
- 破裂や爆発による損傷
この二つはは必須加入です。
以下は任意加入です。
- 落雷
- 風災や雪災
- 水害
- 破損・汚損
- 盗難
以上が補償される内容です。意外と多いですよね。
・火災保険には必ず入らないといけないの?
住宅ローンを組む場合は加入は必須となります。
例えば火事で家がなくなった場合、火災保険に入っていなければ
家はない、お金もない、住宅ローンはある。
こういう状況になってしまいます。
住宅ローンを組まない場合でも、加入しておいた方が良いです。
補償内容の割には比較的安価です。
・火災保険の相場について詳しく解説します。
火災保険料については、以下の要素が関係しています。
- 建物の構造
- 専有面積
- 自然災害が多い地域か
- 補償内容
- 補償期間
- 補償限度額
20万円~40万円が一般的です。
・建物の構造
木造は災害リスクが高いので保険料も高くなります。
・専有面積
当然ですが、面積が多いほど保険料は高くなります。
自然災害が多い地域か
知らない方は多いですが、自然災害が多い地域だと保険料は高くなります。
沖縄って台風が多いですよね。そういった地域は保険料は高くなります。
・補償内容
例えば家財を補償範囲に含めたり、個人賠償責任補償特約をつけたり、
色々な特約があります。
補償範囲を増やせば、保険料は高くなります。
個人的には最低限のもので大丈夫だと思います。
保険貧乏になっては意味がありませんからね。
・補償期間
補償期間は1年から10年まで選べますが、
10年の方が安いので10年で加入するのが一般的です。
・補償限度額
火災保険料は補償限度額によっても金額が変わります。
もう一度建物を建築しなおすといくらかかるか、という事です。
契約書上の建物価格は参考になりません。
1500万円あればとても安心。1200万円くらいが無難です。
ですが、そもそも災害リスクと月々の支払のバランスなので、
保険料が高くて貯金が出来ないよりは、保険料を安くして万が一に備える方が賢いです。
・火災保険で損をしない方法をまとめました。
火災保険で損をしない方法は以下の通りです。
- 一括査定サイトで相見積もりをとる。
- 不要な特約はつけない。
- 補償限度額を高くしない。
不動産屋、金融機関にされるがままに火災保険に入らない方が良いです。
不動産屋、金融機関は火災保険を紹介すると紹介料がもらえます。
だから熱心に進めてくるんですね。
絶対にここで入ってくださいと言われたからと言って
必ずしもそこで火災保険に加入しないといけないケースはあまりないです。
一括査定サイトで見積もりは無料ですので、まずは相場をしってから判断してみて下さい。
以下のサイトがお勧めです。
また、心配だからと言って不要な特約に入るのはあまり賢いとは言えません。
万が一の災害時に、必要最低限のものだけ加入するようにしましょう。
補償限度額においても同じです。必要最低限で充分です。
その分貯蓄などに回しましょう。
・不動産屋の紹介よりもお得になるケース。
不動産屋さんは火災保険の代理店と提携していることが多いです。
なので提携している火災保険をお勧めしてくることが多いです。
ですが、必ずしもそこで火災保険に入らなくてはいけないわけではありません。
相見積もりをとって、総合的に判断すれば損することはありません。
まずはご自身で相見積もりを取ってみることをお勧めします。
そのあとに、不動産屋さんの紹介の火災保険との比較をしてみて下さい。
結果的に得をすることもあります。
リンクを貼っておきますのでよかったら参考にしてみてください。
いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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